残業代込みでいろんな会社の待遇の割安感を比較してみる
社会人5年目になりまして、やっと重い腰を上げ、(特にダイビング仲間の収入事情にかなり触発されて)転職活動をしております。
転職サイトopen work
の情報をもとに、いろいろ企業のデータを整理しているといくつか気づいたことがありますので、
下記に備忘録という形で残しておきたいと思います。
伊賀さんが「採用基準」
の中でも書いていますが
生産性=成果/投下時間 と考えることができます。
我々が企業を選ぶ際に、時間当たりどれだけの給与が出るかを考える、つまり残業ゼロのときの年収がどれくらい高いか、が一つの指標になると思います。
そこで今回、残業時間も含めて年収の割高、割安感を分析してみました。
※今回は有名メーカーいくつかと、コンサル、その他業界の売り上げトップ企業のみを選定して比較しています。
※前提として30歳の年収、転職志望者についてのデータになります。残業平均時間はサイト登録者平均です。
<30歳の平均年収と待遇満足度について>
この散布図から言えることとしては、、、
・待遇満足度は年収が上がるにつれて上がる傾向(当たり前ですが、、、結局みんなお金はあるに越したことはない)
・残業が45hを超える企業(グラフの赤plot)では、給与同水準の他企業に比較して如実に満足度が下がる(残業が少ないほうがみんな満足感を得られやすい)
<残業時間と平均年収から見た各企業の待遇割高感について>
グラフの点線を、「残業ゼロのときの年収ライン」として独自に設定しています。
残業ゼロのベース年収を時給に直し、残業時間に応じて年収のラインとして引いたものです。
・マッキンゼーでさえ、残業ラインを引いてみてみると商社より割安。
・コンサルでは、マッキンゼー >ベイカレント・野村総研>アクセンチュア・デロイト・PwC>日立コンサル・NTTデータ経営
・今回調べた企業群では、グーグルが圧倒的に時給が高い。続いて商社。次がテレビ業界といったところ。
<総括>
給与と残業という観点だけで、30歳の待遇を考えると業界の優劣は
残業0で1000万越レベル:グーグル、キーエンス
残業0で900万レベル:AWS、商社
残業0で800万レベル:テレビ業界、MBBといった外資上位コンサル、(勤務医)
残業0で700万レベル:広告、証券、不動産、日系コンサル上位、
残業0で600万レベル:医薬品、外資コンサル低位、海運、TOYOTA
残業0で500万レベル:製造業(化学)、日系コンサル低位
となりました。
業界選びで悩んでいる方がいれば参考程度にしていただければと思います。